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フードなど食品が持っている100g当りのエネルギー量を現わしています。
ワンコに与える食事の量はフードのパッケージなどに書かれている給与量が基本です。
体重5kgの仔は100g/1日などと書かれています。
→ 400kcal/100gのフードならば一日に400kcalを与える事になります。
しかし、ワンコが一日に必要としている適正なカロリー量は、犬種・体重・年齢・生活環境・運動量・健康状態などによって異なります。
適正値よりも多いと肥満傾向となり、少ないと痩せ傾向となったりします。
適正なカロリー量を求める方法は日々の状態(体重の変動・ウンチの量・ウンチの堅さなど)を観察する事が大切です。様々なカロリー量の計算式が公開されていますが、あくまでも目安です。
- ◆ 粗タンパク質
- タンパク質は主に筋肉を作ったり内臓を作る栄養素です。また、タンパク質の不足は免疫の低下を起こすとも言われています
特に成長期のワンコには沢山あげたい栄養素です。しかし、大量に摂り過ぎると、腎臓に負担をかけること言われています。腎臓が弱くなる仔が多くなる高齢犬はタンパク質を減らしたほうがいいと言われています。
肉類・魚・大豆などに多く含まれています。
- ◆ 粗脂肪
- 脂肪は主に活動するためのエネルギー源です。脂溶性ビタミンを運ぶ役目を持つ重要な栄養素です。しかし、脂肪の摂り過ぎは肥満の原因となるのでご注意ください。
- ◆ 粗繊維
- 粗繊維は主に整腸作用がある栄養素です。
ダイエット(肥満防止)や高齢犬向けのフード類には比較的多めに入っています。
米糠、小麦フスマなどに多く含まれています。
- ◆ 粗灰分
- ミネラル類の事で、亜鉛、リン、カルシウムなど骨や神経などに必要とされています。
幼犬向けのフード類には比較的多めに入っています。
- ◆ 水分
- 水分は体にとって最も重要な栄養素です。
フード類やおやつ類では必要とする水分量を補うことができません。新鮮な水をいつでも飲める状態にしておきましょう。
フード・おやつなどで表記されている水分は製造方法・食感・消化・保管などを考慮して残したり残留しているものです。
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