夕方、

「パチッ」 「パチッ」 とガラス窓に小石が当たる音がする。


ナンダ？ナンダ？と外に出た。

斜向かいの「藤」のサヤが弾けて実を飛ばしているようだ。


　十数秒間隔で・・・

　　『パンッ！　ピチピチピチ』
　　『パンッ！　ピチピチピチ』

　　『パンッ！　ピチピチピチ』　『パチッ！』

　　パンッ！：たぶんサヤが二つに弾ける音。
　　ピチピチピチ：たぶんサヤが小枝に当たりながら落ちる音。
　　パチッ：飛ばされた実がガラス窓に当たる音。



路面にも「サヤ」と「実」が沢山落ちている。









- 山桜に絡みつく野生の藤 春には花を付ける -

写真では分かり辛いが実の入ったサヤがぶら下がっている。




- 今朝、デッキまで飛んできた実を集めた -




何と2階のデッキにも飛んできていた。
ココまで30～50mは有ると思う。


サヤが弾ける力だけでここまで飛んでくるとは・・・




- 藤の実　全体と断面 -




大きさはオハジキを少し大きくしたくらい。
円盤投げの円盤の様な形。
いかにも揚力が生まれそうな断面。
ベルヌーイの定理ですな。

上手く条件が合えばこれは飛ぶぞ。
（考え過ぎか？？？）