「夕方ヒグラシが鳴き始め今年も夏が終わった・・・」的な投稿記事を
netやラジオで見たり聞いたりする季節となった。
ところがこれは間違いである。
ヒグラシは7月始め頃から鳴き始め8月末頃には殆ど聞かなくなり代わりにツクツクボウシが目立つようになる。
田舎暮らしが長くなると・・・
ヒグラシが鳴き始めると「夏が来たなぁ~」と思う。
ツクツクボウシが鳴き始めると「夏が終わったなぁ~」と思う。
我が家の辺りでは初夏一番に鳴き始めるのがヒグラシである。
しかも夕方よりも早朝の方が元気に鳴いている様に思える。
・・・ところがである・・・
俳句の世界では「ヒグラシ」は秋の季語
梅雨明けの早朝にけたたましく鳴くヒグラシは騒音である。
俳句には詠まないのであろう。
「カナカナに 3時間前 枕なげ!」・・・おそまつ (^^;
解説: 朝4半、枕元の網戸にヒグラシが止まり、高周波で鳴き始めた。
熱帯夜、やっと眠りにつけた作者の怒りが伝わる一句である。
数が少なくなった頃の夕方にカナカナと遠くの方で鳴き始める。
あの物悲しい泣き声が哀愁を誘うのだろう・・・!?
心情的には初秋でもいいかもしれない!
- 今はツクツクボウシの季節 -