ArchiveList > 2013-5 > 2013-5-27
我が家には大きな「アカメガシワ」の木が2本生えている。
家を建てる前からこの地に根付いていた先住者だ。
この木は新芽が食用になったり、
樹皮が生薬にもなるエライ木である。
大きな葉が特徴で、伊勢神宮では神前への
供え物を乗せる器として使用しているらしい。
葉は極めて高い抗酸化活性を持っているそうだ。
胃潰瘍や胆石などにも有効らしい・・・
(昔々苦しんだもんなぁ)
・・・んが、庭木としては失格だそうだ。
造園屋さんに切ることを強く強く勧められた。
花の季節には大きく、おびただしい量の花殻が落ちる。
雨に濡れると茶色い色素が染み出してくる厄介な葉が落ちる。
(路面に付くと、運知君を回収した後にソックリである)
確かにその通りだった。(^^;
厄介ながらもこの10年間は我が庭の一員として
日陰を作り、楽しませてくれた木。
鳥が集まるので、周りに沢山の植物が育っている。
◇◇◇
前置きが長くなりましたが・・・
そんな「アカメガシワ」の木1本が枯れ始めた。
- (去年の写真より) 丸線の部分は今年、新芽が出て来なかった -
原因は野生のジャスミン。
アカメガシワの木にビッシリと纏わりついている。
締め付けて枯らしてしまったノダ。
可憐な花からは想像できないかもしれないが凶暴である。
野生のジャスミンも残したい・・・
アカメガシワも残したい・・・
共存して欲しかったのですが、ダメでした。