世代交代






我が家には大きな「アカメガシワ」の木が2本生えている。

家を建てる前からこの地に根付いていた先住者だ。



この木は新芽が食用になったり、
樹皮が生薬にもなるエライ木である。

大きな葉が特徴で、伊勢神宮では神前への
供え物を乗せる器として使用しているらしい。

葉は極めて高い抗酸化活性を持っているそうだ。

胃潰瘍や胆石などにも有効らしい・・・

(昔々苦しんだもんなぁ)



・・・んが、庭木としては失格だそうだ。

造園屋さんに切ることを強く強く勧められた。


花の季節には大きく、おびただしい量の花殻が落ちる。
雨に濡れると茶色い色素が染み出してくる厄介な葉が落ちる。

(路面に付くと、運知君を回収した後にソックリである)


確かにその通りだった。(^^;


厄介ながらもこの10年間は我が庭の一員として
日陰を作り、楽しませてくれた木。

鳥が集まるので、周りに沢山の植物が育っている。




◇◇◇




前置きが長くなりましたが・・・



そんな「アカメガシワ」の木1本が枯れ始めた。


20130527-20120604_050-2.jpg
- (去年の写真より) 丸線の部分は今年、新芽が出て来なかった -


原因は野生のジャスミン。
アカメガシワの木にビッシリと纏わりついている。

締め付けて枯らしてしまったノダ。

可憐な花からは想像できないかもしれないが凶暴である。


野生のジャスミンも残したい・・・
アカメガシワも残したい・・・


共存して欲しかったのですが、ダメでした。



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